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【内定者インタビュー】コロナ禍でアメリカでの就職を断念した僕が、スタートアップであるクラッソーネに入社を決めた理由


こんにちは!クラッソーネ新卒採用担当の幡中(はたなか)です!
今回は、今年4月の入社を控える21卒内定者クルーの「舟木くん」にインタビューしました!

舟木くんは21卒内定者の中で唯一、「完全オンライン選考」で内定を得たクルーであり、21卒でありながら「既卒」であるという一風変わった内定者クルーです。そんな彼がなんと、先月行われた四半期に一度行われる全社会議「*クォーターミーティング(以下、QMTG)」にて、「*MVVアワード」を受賞するという快挙を成し遂げました。このブログでは、内定者でありながら大活躍している舟木くんが、一体どんな学生生活を送り、クラッソーネと出会うまでどのような人生ストーリーがあったのか、既卒として就活を始めるに至った背景、そして、新型コロナウィルス影響下での「完全オンライン選考」で、なぜクラッソーネへの入社を決断したのか。最後に、今後クラッソーネクルーとしてどんな活躍をしていきたいのかまで、舟木くんが経験した”事実”と”今ある想い”を全て語ってもらいました!


南山大学 法学部

舟木 大介Daisuke Funaki

岐阜県羽島市出身。元々アメリカで就職予定だったが、新型コロナの影響で日本での就職活動を再開した一風変わった経歴の持ち主。自身がリーダーを務めた学生団体の活動経験から、組織の理念浸透の重要性を学び、クラッソーネの全社でMVV実現にコミットする姿に感銘を受ける。既卒のため、インターン生としてすでに週5で勤務。もはや正社員クルー同等の活躍を魅せてくれている。

*クォーターミーティング:四半期に一度、全クルー(社員)が集まって会社の方針や各事業部の目標について発表・共有します。特にクラッソーネはMVVへの共感、体現を最重要としているため、全クルーのMVVに基づく意思統一を図る場でもあります。

*MVVアワード:クラッソーネのMVVを体現したクルーを承認し、具体的な行動や成果を共有することで、MVVを体現するクルーを増やし、文化としてMVVを根付かせることを目的とした、2020年度から始まった新施策です。

▼今までのクルーインタビューはこちらから!
>>>【クルーインタビュー】社会人一歩目でスタートアップ企業を選んだ理由とは?コロナ禍入社の20卒クルー1年目のリアル

>>>新卒内定を辞退して、クラッソーネでのインターンを選んだ私の10ヶ月を振り返って

Topic

Q.学生時代はどのように過ごしていましたか?

– 挫折を経験し、本当に大切なものに気づいた4年間

学生団体の代表を務めたり、ワーキングホリデイへのチャレンジ、エンカレッジのメンターとして活動するなど、とことん自分のやりたいことに向き合った学生生活を過ごしていました。
僕は高校を卒業するまで、自分自身や自分が出した結果を周りと比べられることが嫌で、「自分で決断すること」を避けていましたが、そんな僕に変わるキッカケを与えてくれたのが、大学受験でお世話になった塾の先生の言葉でした。親や学校の先生の意見に頼り、進学先を選ぼうとしていた僕に「他人の意見ではなく、自分がどうしたいかを大切にしなさい」、「自分が選んだ道を”正解”にしなさい」という言葉をくれました。その時、自分の中には「決断するための判断軸がない」と気づきました。

そこで大学生活では、自分なりの判断軸を作っていくために、色々な経験を積んでいこうと思い、小さなことでも「自分で決断すること」を大切にしていました。しかし、最初から上手くはいかず、大きな挫折も味わいました。特に学生団体での経験が、今の自分に最も影響を与えています。

学生団体では、自分のやりたいことを最優先し、「代表である自分が誰よりも活動し結果を出しているから、組織の方向性は全て自分1人で決めていこう」と考えていました。その結果、ワガママに何でも自分だけで進めていく僕にメンバーが呆れてしまい、結果的に全員辞め、団体を潰してしまいました。当時を振り返ると、仲間のやりがいを蔑ろにしてしまったことが失敗だったと痛感しています。この経験から、仲間との対話の上で決める「組織全体としてのゴール(=理念)を大切にしたい」と考えるようになり、就職活動においても「企業理念やミッション」に注目して進めていました。

▲学生団体で開催した留学生との交流イベント開催の様子

Q.クラッソーネに入社を決めた理由は?

– 「自分も周囲の人も満足している時間」を実現したい

学生時代の経験より、就職する上で「理念への共感」と「組織全体の理念浸透度の高さ」という2点を大切にして就職活動をしていました。その中でクラッソーネと出会い、会社が掲げるミッション「豊かな暮らしで人々を笑顔に」という考え方にとても共感しました。仲間のやりがいを蔑ろにしてしまった経験を思い返すと、あの時間は、全く”豊か”ではなかったと思います。僕にとっての”豊かさ”とは、「自分も周囲の人も満足している時間」であると考えています。仕事のやりがいも大切にし、友人や同僚との時間も大切にし、身近な家族との時間も大切にする。このように自分が大切だと思う時間がどれも欠けることなく、全てが満たされている時間が僕にとっての豊かな暮らしです。この想いと、クラッソーネが掲げるミッションには、他の企業にはない大きな重なりを感じました。

また選考時に、*MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)への共感を大切にしているだけでなく、入社後も*Good&NewやQMTGなど、様々な形でMVVの浸透を図っている点などから、「本気でMVVの実現にコミットしている会社なんだ」と確信しました。
これらのことから、僕もクラッソーネのクルーとしてMVVを実現したいと思い、クラッソーネへの入社を決意しました。

*MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)
(M)ミッション:『豊かな暮らしで人々を笑顔に』
(V)ビジョン:『誰もが利用する家づくりのインフラを作る』
(V)バリュー: 『Biggest Data(最大のデータは最良を導く)』
         『Inspire Customers(満足ではなく感動)』
         『Go Boldly(大胆にやろう)』

*Good&New:全クルーが5~6名のチームごとに集まり、「最近あった良い/新しい出来事」について、ざっくばらんに話し合う時間。座席は毎日くじ引きで決めるため、部署や役職、雇用形態を超えて、多様なチームで会話をする。クルー一人一人がお互いを認め合い、会社のなかに『自分の心地よい居場所』を見つけることが狙い。

Q.クラッソーネへの入社を決めるまでにどんなことがありましたか?

– アメリカでの就職! ⇨ 既卒として就活再スタート…

実は、僕は就活を3周しています。初めの就活は、留学から帰ってきて復学した3年生の始め。積極的に早期インターン選考や説明会に参加していました。しかし、面接にことごとく落ちました。自分がやってきたことや、出してきた結果には絶対の自信がありましたが、面接官から「なぜそのチャレンジをしたの?」など”Why”を聞かれたときに、上手に答えられない自分がいました。そこで自分自身のことを理解できていないと痛感したことから、自分のことをひたすら紙に書き出したり、友人や家族に自分の印象を聞いて回るなど、自己理解に徹しました。無事、とある企業に内定をいただき、一旦3年生の冬に就活は終えましたが、エンカレッジのメンターとして学生さんたちと話す中で「本当に自分がしたいことは何か」と再度見つめ直し、「海外で働く経験を若いうちに得たい」と思い、海外就活を開始しました。

学生団体を運営した際のご縁もあり、アメリカの留学系の会社より内定をいただき、大学卒業後に「アメリカで働く!」と決め、残りの学生生活はエンカレッジのメンターとしての活動に費やしました。しかし、卒業をする4年の3月にコロナウイルスの影響で渡米を断念し、大学卒業後、既卒として3回目の就職活動を始めました。3回目の就活では、「MVVへの共感」と「組織のMVV浸透」を本気で大切にしているクラッソーネに出会い、21卒として内定を得ることができ、今に至ります。

Q.完全オンライン選考で入社を決めるにあたってどのような不安がありましたか?また取り組んだことは?

新型コロナウィルスの影響もあり、内定承諾前にクルーと直接話す機会はありませんでした。(※現在の選考フローと一部異なります。)不安を払拭するために取り組んだことは、インターネットを通じて会社や働くクルーの情報を限界まで見ることを意識しました。会社のブログはもちろんのこと、新聞の記事、経営陣のインタビュー記事も全て確認しました。そこから「なぜこの会社はMVVを大切にしているのか」、「今のMVVができた背景にはどんな想いがあったのか」を自分自身の言葉で納得できるまで落とし込むことを大切にしていました。その上で、疑問に思った点を面接・面談にて率直に質問し、会社のことをより深く理解することに努めました。面接を担当をしていた採用担当から役員まで全員が、僕の質問に真摯に答えてくれたので、直接会うことはなくとも、クラッソーネで働きたいと思うことができました。

Q.インターン入社前と後でギャップはありますか?

– 挑戦できる幅の広さ

一番大きなギャップは、「挑戦できる幅」です。インターン入社する前は、まずは基本的な業務や社会人としてのマナーなどを覚えていくことがメインかと思っていました。しかし、実際にインターンが始まると、すぐに現場での実践が始まり、自分の意見を話す機会を毎日のように与えられて、「お客様のためにここを変えたい!」ということを次々と実行させてもらえました。
また直近では、CEO直下のプロジェクトチームメンバーに選んでもらい、「より良いサービスを作る」ために日々自分が主体となって動くことができています。
正直、インターン生である僕がここまで主体的に動くことを認められるとは思っていなかったので、良いギャップでした。

Q.2021年1月開催のQMTGでの「MVVアワード」受賞の感想は?

びっくりしました(笑)まさか僕が選ばれるとは夢にも思っていませんでした。自分としては、日々の業務の中で感じた疑問や違和感などを、時には部署間を超えて素直に発言・提案したり、常に自分なりの仮説を立て行動することを意識し、「いいサービスにするぞ!」という思いを持って走り続けた結果かなと思います。しかし、個人やチームの目標を完全に達成できたわけではありませんでしたので、悔いが残っています。もしまた受賞することがあれば、その時は自分と自分が所属する部署、そして会社全体が目標を達成した上で、胸を張って受賞したいなと思いました。

Q.現状の課題とこれからの目標は?

– お客様視点でのサービス課題の把握

インターン生として約5か月間働いている中で、これまではどちらかというと「サービスの運営者として何を提供したいか」、「どうすれば提供できるか」という視点で考えてきました。しかし今は、より深くお客様と接する中で、改めて「お客様が困っているからこそ、このサービスがあるのだ」と強く実感しています。また、お客様の視点に立ってサービスを見つめる力が、僕にとっての課題と感じています。正社員クルーとして入社するまでの残りの2ヶ月で、「お客様が本当に求めていることは何か」を把握することに注力し、その問題を解決できるサービスを提供できるクルーになりたいです。

Q.就活生へのエール

– 自分を理解し、企業を理解する

22卒以降の就活生は新型コロナウイルスの影響もあり、大変なことも多いと思います。しかし、就職活動の本質は「自分を理解し、企業を理解すること」です。「対面で会うこと」と「オンラインで会うこと」という手段は変わっていますが、就職活動の本質は変わっていないはずです。
環境の変化に惑わされず、「自分を理解し、企業を理解すること」を改めて大切にしてもらえれば、必ず「相思相愛な就職」を叶えることができると思います。

この記事を書いた人

幡中智樹

幡中 智樹

1992年9月24日生 愛知県出身 愛知学院大学商学部を卒業後、名古屋のベンチャー海外人材コンサル会社へ入社。営業・管理業務へ3年間従事。後、ITベンチャーの名古屋事業所で求人広告の営業部門の立ち上げメンバーとして転職。現在はフリーランスとして企業の採用・教育における課題解決を行っている。

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