ブログ blog

就活の”真のゴール”とは?「相思相愛な就職」を叶えるための22卒向け1Dayサマーインターンシップ「自分プレゼンバトル2020」を開催中!


こんにちは!クラッソーネ新卒採用担当の幡中(はたなか)です!
クラッソーネは7月から、会社史上初となる1Dayサマーインターンシップを開催しています(9月末まで開催予定)。クラッソーネはすでに22卒採用に向け、様々なイベントへ参加し、多くの学生さんとご縁をいただいています。その中で改めて重要性を感じたものがありました。それは、「就活の目的(ゴール)」です。新型コロナウィルスの影響もあり、就活市場は大混乱状態。21卒である先輩の就活状況を見て、「はたして無事に内定をもらうことができるだろうか..」、「もっと幅広く業界を見ないといけないかな…」など、多くの学生さんの心に不安と焦りが生じている様子が伺えました。その影響もあり、22卒の就活の動き出しは、例年に比べてかなり早まっている実感があります。それは良いことでもある一方、「就活の本質」を見失ってしまっている方も多く見られました。

そこで私たちは、クラッソーネが以前から採用において大切にしているテーマを軸に、”「理想の就活」とは何か”、そしてそれを実現するために必要なスキルやマインドを伝えられるサマーインターンを開催しようと思い立ちました。今回はそのような想いを込めて企画したクラッソーネの1Dayサマーインターンシップ「自分プレゼンバトル2020」について解説していきます。

目次

開催の目的

クラッソーネは、新卒採用でも中途採用でも、「相思相愛」を大切にしています。本来、相思相愛とは、恋愛における文脈で使われる言葉ですが、私たちは、この「相思相愛」を就職・採用の場面でも大切であると考えています。

就職・採用における「相思相愛」とは、「その人の人生にとってその企業を選択することが幸せであり、その企業の未来にとってもその人を仲間に迎えることが幸せである状態」だと考えています。社会人人生の一歩目であり、一生に一度の新卒での就職において、学生の皆さんにもぜひ、「相思相愛な就職」を実現してほしいと思い、実現に必要なスキルやマインドを学べる企画を考えました。

▼「相思相愛な採用」を目指したクラッソーネの取り組みがこちら!
>>>相思相愛になるための採用とは?私たちのカジュアル面談を丸ごとお見せします!

サマーインターンの主旨

「相思相愛な就職」を叶えるためには、まずは「自己理解」を深めて自分自身について深く知ることが必要不可欠です。自己理解を深め、自分がやりたいことや将来なりたい自分像、大切にしたい価値観などを明確にした上で、それを軸に次は「企業理解」を深めていきます。「企業理解」と一言で言っても、1つの企業に関する情報は膨大です。”自分にとって必要な情報は何か”を明確にした上で企業を見ないと、その企業と自分との「相思相愛ポイント」を見つけることはできません。
そして最後に必要になるのが、自分で感じた自分と企業の「相思相愛ポイント」を相手(企業側)に伝えるための「伝える力」が必要です。それもただ伝えるだけでなく、相手に”伝わる”ための伝える力が求められます。
「自己理解」・「企業理解」・「伝える力」この3つが揃うことで初めて「相思相愛な就職」は叶います。「自分プレゼンバトル」では、その3つの要素を学べる機会になるように設計しました。

開催内容

インターン当日は、「自己理解」、「企業理解」、「プレゼン」の3つのパートに分けて進行していきます。

第1部:自己理解

今回は、職業選択における一般的なフレームワークを用いて、働く上で、”自分は何を求めるのか”、”何がモチベーションに繋がるのか”を体系的に学んでもらった上で、個人ワークを通じ、自分が「どんな価値観を大切にして働きたいか=就活軸」を言語化してもらい、全体でシェア、深堀りを行います。

第2部:企業理解

次に、自己理解パートで見えてきた「就活軸」を基に、株式会社クラッソーネを題材として分析・理解してもらい、自分とクラッソーネの「相思相愛ポイント」を言語化していきます。

第3部:プレゼン

言語化した自分自身とクラッソーネの「相思相愛ポイント」を、相手(企業)に”伝わる”ように伝えるためのプレゼンフレームワークをベースにプレゼン資料を作成してもらいます。その後、実際の採用面接で面接官も担当する役員や幹部に「採用したい!」と思わせるための「自分プレゼン」を行ってもらいます。

▲オフィスで役員と幹部の目の前で「自分プレゼン」を行う様子

プレゼン後は、役員と幹部から自分のプレゼンへ直接フィードバックをもらい、良かった点と改善点を持ち帰ってもらい、今後ある面接本番で活かしてもらえるようにしました。

最後に役員より、「採用したい!」と思わせてくれた学生を発表・表彰します。
その後は、インターンでの気づきや学びを全員でシェアして終了となります。

ちなみに終了後は、「座談会」と称して、就活仲間同士での情報交換や、人事部長へ悩み相談や質問ができる時間を設けました。半日だけですが、一緒に学んだ仲間同士での交流は、就活のオンライン化に伴い、横の繋がりが作りづらくなった今は、とても貴重な時間になります。(この時間が一番盛り上がってたかも…笑)

企画に込めた想い

私が今回サマーインターンシップを企画する上で大切にしたことが、自分が就活生時代に「あったらいいな」と思える企画にすることでした。というのも、私は就活において、大きな後悔が2つあります。それは、自分の想いや自分自身を「言語化」できていなかったこと、そして、「大胆な挑戦」ができなかったことの2つです。

私がまだ学生で就活をしていた当時は、自分の「はたらく価値観」や「就活軸」を上手く言語化できず、企業理解においても、「どこを見ればいいの?」と疑問だらけで、”直感”だけで企業を選んでいました。自分なりに「ココだ!」と思える企業が見つかっても、周りからは、「そんな無名の会社でいいの?」とか、「もっと他の企業も見た方がいいんじゃない?」など”心配”という名の”猛反発”を喰らいました。直感だけで企業選びをしていた私は、そういった声に対し上手く説明ができず、「本当にこの選択でいいのだろうか…」とだんだんと自信を持てなくなり、不安をかき消すために、闇雲に就活を再開しましたが、どうも気持ちが入らず、中途半端な苦しい状態が長く続きました。そんな中でも、内定先の企業の社長と話をすると、「やっぱりこの会社だ!」という感覚だけは確かにあって、最終的には直感を信じて入社しました。結果は、「大正解」だったと確信しています。今では、自分の直感を信じてよかったと思っています。しかし、この直感を、「言葉」にすることができていれば、もっと楽しく、自信をもって就活ができていたとも感じました。

そしてもう1つ、私は就活しているときに、「失敗」を極端に怖がっていました。「あんまりグイグイ前に出たら、企業の人に嫌われないかな..」「こんなこと質問したら、周りに笑われないかな..」など、自分の頭の中で不安を作り出し、足がすくんでしまい、聞きたいことが聞けなかったり、自分らしさをアピールできなかったりと、思い出せばキリがない程、悔しい思い出がたくさんあります。あの時、失敗を恐れず挑戦していれば、もっと早く自分のことがより深く知れただろうし、失敗したとしても、そこからたくさんの学びや気付きを得られていたと思います。就活は、積極的に挑戦し、大いに失敗経験を積める大切な期間だったと後悔しています。

このような経験があったので、今まさに就活をしている皆さんにも、”自分を知ること””企業を知ること”、そして、自分と企業お互いが惹かれ合っている「相思相愛ポイント」を言語化する方法やコツを身に付けてほしく、そのためには、失敗を恐れず大胆に挑戦して、たとえ失敗しても、その経験から多くを学んでほしいと思っています。そこで得た学びや気付きは、どんな業界/職種/企業を見るときでも必ず役立つものです。今回の企画内容も、選考とは切り離して、クラッソーネだけで役立つものではなく、就活全般で役立つスキルや経験が得られる内容に設計しました。

開催の様子

サマーインターンは、7月下旬から順に開催しています。当初は、”実際のオフィスも見てみたい!”という多くの要望をいただき、オンラインだけでなく、感染症予防に十分の配慮をした上で、オフィスでの開催も予定していました。しかし、愛知県内のコロナウィルス感染者の再増加に伴い、オフィス開催は最初の1回だけの幻回となりました。以降は、すべてZoomを使ったオンラインで開催しています。オンラインでも内容やクオリティは変わることなく、また”オフィスに来ている雰囲気”を少しでも味わってもらえるように、「バーチャルオフィスツアー」と題して、リモートワーク移行前に撮影した、オフィスの様子を視聴してもらったりなど工夫しています。

非常に短い時間で、自己理解/企業理解/プレゼン作成・発表をしてもらうので、ほぼ休む間もなく、ワークに取り組むタイムスケジュールになりますが、毎回こちらの予想を遥かに超えるほどの「相思相愛」をビシビシ感じるプレゼンバトルが繰り広げられ、審査する役員も毎回、順位付けに悩まされていました。

プレゼンの内容がとても濃く、フィードバックをする役員・幹部にもつい熱が入り、フィードバックも非常にハイレベルな内容となって、直接アドバイスをもらった学生の皆さんは、各々の強み・改善点が明確になり、「相思相愛な就職」に向かって、一直線にレベルアップしていけると感じました。

参加学生の感想

すでに参加してくれた学生さんからは、有り難いことにたくさんのポジティブな評価をいただきました。

名古屋大学 Nさん:
プレゼン方法を学び、実践することで気づくことが多かったです。 特に他の人の発表や話を聞くことで、自分に足りないものを学ぶことができました。

南山大学 Oさん:
今まで自分だけでは気が付けなかったことを沢山教えていただけました。

名古屋大学 Sさん:
インプットだけでなく、アウトプットや皆さんの前でお話をする機会を頂くことができ、多くの事をしっかり身に付けることが出来たと感じるから。

愛知県立大学 Hさん:
自己理解、企業理解に丁寧に寄り添っていただけた印象があり、今後就職活動をするうえでとても有益な時間となったからです。また、本日参加するうえでクラッソーネ様へ志望する思いが芽生えたことも出会いをゴールとしていた私としては満足する点となりました。

名古屋大学大学院 Mさん:
実際に企業の方から自分のプレゼン能力について意見をいただけるとても貴重な機会となったため。他の就活生の自己PRをみたこともとても参考になり、刺激になった。

さいごに

あなたにとっての「就活のゴール」とは?

就職は、”結婚”と似ているとクラッソーネは考えています。結婚となると、「何となく気が合う」や「勢いだけで決めました」で決断してしまうと、後から「やっぱり違う」なんて状態に陥りがちだと思います。(運命的な出会いもあると思いますが、現実はそう甘くないと考えています..(笑))そうならないために、予めお互いの価値観や将来像なんかを話し合うはずです。

就職も、そういった事前の意思疎通がこれからはより大切になると感じています。自分が本当に大切にしたいこと、企業が大切にしていきたいこと、お互いがそれを理解し合った上で、お互いにとって幸せな選択を取ることが「相思相愛な就職」です。そのためには、まずは自分が自分自身をより深く、より正しく知り、見えてきた大切にしたい価値観と、企業が大切にしたい価値観の「重なり=相思相愛ポイント」を、相手に伝わるように伝えるプロセスが必要です。

ぜひこのブログを読んでくれたあなたにも、「自己理解」・「企業理解」・「伝える力」を深めてもらい、”ただ内定をたくさんもらう”や、”有名企業から内定をもらう”ではなく、将来を見据えた「相思相愛な就職」を叶えるための就活を実現してもらいたいと願っています。

クラッソーネでは引き続き、「自分プレゼンバトル」を開催していきます(9月末まで開催予定)し、インターン以外にも、「相思相愛」をテーマに、クラッソーネクルーや役員との交流の場を企画していく予定ですので、「相思相愛」に共感してくださった方のエントリーをお待ちしています!

この記事を書いた人

幡中智樹

幡中 智樹

1992年9月24日生 愛知県出身 愛知学院大学商学部を卒業後、名古屋のベンチャー海外人材コンサル会社へ入社。営業・管理業務へ3年間従事。後、ITベンチャーの名古屋事業所で求人広告の営業部門の立ち上げメンバーとして転職。現在はフリーランスとして企業の採用・教育における課題解決を行っている。

【無料】解体工事をご検討の方はこちら