まずは簡単に自己紹介
はじめまして、辻村です。先月人事としてクラッソーネに入社をしました。現在は人事戦略の中でも優先度が高い「法人営業職の採用」に取り組んでいます。
趣味
プライベートでは映画やアニメ、音楽といったサブカルチャーが好きで、時間があれば映画館やライブに行ったり、録り溜めたアニメの一気見をしています。
意外な一面 / 周りからこんな人って言われます
しっかりしているようで、おっちょこちょいな一面もあります。また、適当そうに見えて意外と真面目だとも言われます。変わり種として、関西人なのにお笑い番組にはあまり興味がないという一面もあります。
仕事面では「行動力と推進力がある」「発想が自由で型にはまらない」とよく言われます。この2つの特徴を持った動物をAIに聞いたところ、タコとカササギ(※)が挙がりました。

※ カササギを知らなかったので調べました。似ているのか、、、?
- 賢くて、光るものを集めたり独創的な行動をする「変わり者」っぽさあり
- 行動力があって、意外と社交的
- 欧米では「賢くて少しお茶目」ってイメージ
これまでの経歴
映画業界から人事への転身
私は大阪芸術大学の映像学科で映画を専攻し、学生時代はひたすら映像制作に没頭していました。当初の就職活動でも映像制作会社を検討していましたが、映画業界で働く難しさを感じ、一般的な民間企業への就職活動に切り替えました。
自身の大学での経験を振り返る中で、自分が「制作」という映画の進行管理や現場運営の役割をよく担当していたことに気づきました。人員やスケジュールを調整し、作品をスムーズに作り上げるこの役割は、企業の組織運営に通じる部分があるのではと考え、そこから人事の仕事に興味を持つようになりました。
ちなみに、映画制作で一番嬉しかったのは、撮影終了時に「クランクアップです!」って叫ぶ瞬間と、エンドロールで自分や仲間の名前を見る時間です。

▲他の方の顔はぼかしています。気になるところはツッコまないでください笑
人事を目指し、HR Tech業界へ(ここからはまじめに書きます)
就職活動では、現場を理解していない人事は従業員に寄り添うのが難しいと思い、最初から人事を目指すのではなく、まずは「人事をお客様にする」企業で経験を積もうと決めました。
結果的に、HR Tech業界を選び、タレントマネジメントシステムを開発・販売している株式会社サイダスに入社。新規事業チームに配属され、多くの業務を経験しました。その中で特にカスタマーサクセス業務において、初めて担当したお客様から感謝の言葉をいただいた瞬間に、「誰かの役に立っている」と実感でき、やりがいを感じました。
その後、ブランディングチームに異動し、採用広報を担当。採用イベントの設計からステークホルダーの巻き込みまでを一手に担い、イベントを無事に終えた時の達成感は忘れられません。この経験を通じて、「そろそろ本格的に人事の仕事をやりたい」と感じるようになりました。

▲この頃は尖っていたので金髪でした
コドモンでの人事経験とさらなる挑戦
人事としてのキャリアを本格的に歩むため、次に選んだのがコドモンでした。ミッションドリブンな企業文化や、ステークホルダーを幸せにする社会貢献性の高い事業に共感し、入社を決意。採用業務を中心に、労務や研修制度の整備、目標管理制度の運用などにも携わり、後半は人事企画・総務チームで社内制度の設計・運用や文化醸成を担当しました。
特に印象に残っているのは、宮崎支社での体制づくりです。単に採用を行うのではなく、将来的なメンバーのキャリアアップを意識して、ポジションや役割の新設や組織体制の変更、社内公募などのキャリアに関する制度を提案し、支社メンバーと共に新体制を築きました。
メンバーがキャリアを積んで異動した際、「辻村さんが採用してくれたおかげで、今があります」と何度も言ってもらえたことは、胸がいっぱいになる体験でした。昇進や昇給のたびに「報告したかったんです」と連絡をくれるメンバーもいて、採用や組織づくりがその人の人生に深く関われる仕事なんだと改めて実感しました。
こうした経験を通じて、「成長や育成」を重要視し、メンバーが長期的に成長できる体制を作ることの大切さを実感しました。また、コドモンの急成長を見届ける中で、よりスピード感のある環境で人事としてさらに成長したいという思いが強くなりました。

▲ 単身の写真がなくモザイクまみれですみません。
クラッソーネへの入社理由
次のキャリアを考えるにあたり、以下の5つの軸で企業を探しました。
- ミッションドリブンな企業文化がある
- 成長余地のある市場で事業を展開している
- ステークホルダーを幸せにできる社会貢献性の高い事業を展開している
- 人事として幅広い経験ができる
- 一緒に働きたいと思えるメンバーがいる
クラッソーネはこれらを満たす企業でした。
特に魅力的だったのは、クラッソーネが取り組む解体市場の「成長性」です。現在1.5兆円規模の市場が、2050年には4兆円規模になると予測されています。また、この市場は現状競合が少ないブルーオーシャンであるため、クラッソーネのサービスは市場に大きなインパクトを与える可能性を秘めています。そうした環境で、人事として組織を創り上げる経験ができることに大きな魅力を感じました。
また、選考を通じて出会ったチームメンバーの魅力も入社の決め手になりました。どなたもミッションドリブンで、会社や組織を「よりよくしていきたい」という思いが強く、共に成長しながらミッションを達成できる環境が整っており、「ここでなら自分の力を活かしながら、さらに成長できる」と感じました。
実際に入社して感じたこと
入社して感じたのは、予想以上に成長過程にある会社であるということです。クラッソーネはもともと自己資金で運営していた中小企業でしたが、事業拡大のために2019年以降にベンチャーキャピタル等から資金調達を実施し、スタートアップ企業へと転換しました。そのため、しっかりとした文化が根付いている中で、今まで以上にスピード感を持って事業と組織を拡大していく必要があります。
「やるべきこと」「やれること」「より良くできること」が無数にあり、自分次第でいくらでも挑戦できる環境だと感じています。また、メンバーの皆さんがとても優しく、入社後すぐに多くのサポートをいただけたことも嬉しいポイントでした。

▲大先輩の守屋さんにいつも色々とサポートいただいています。
やっとモザイクなしの素敵な写真です。
クラッソーネでの挑戦と未来への展望
入社して1ヶ月。今は企業理解を深めながら、採用活動に全力で取り組んでいます。まずは目の前の採用に注力しつつも、将来的には「人が継続的に成長できる組織」を作り上げることを目指しています。
「成長」とは、単にスキルを身につけることだけではなく、自分の可能性に気づき、挑戦し続けられること。その土台となるのが、「育成できる体制」だと考えています。誰かが成長することが、組織全体の活力になり、ひいては事業成長にもつながっていく。そんな循環をクラッソーネで実現したいと思っています。
たとえば、コドモンの宮崎支社で採用を担当していたとき、採用後のメンバーがどんなキャリアを描けるかを常に意識しながら組織作りに取り組みました。ポジションや役割の新設、社内公募などを通じて、挑戦の機会を仕組みとして整えていった結果、メンバーが自らの成長を実感し、社内でのキャリアを主体的に歩めるようになっていきました。
クラッソーネでも、そうした「成長の連鎖」が生まれるような組織を作っていきたいと思います。事業も組織もまだまだ成長過程にあるクラッソーネだからこそ、自分の手で会社をより良くしていけるチャンスが無数にあります。この環境を最大限に活かし、人事として「人の成長を支える仕組みづくり」に挑戦していきたいと考えています。