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14.用語集にデザインと検索エンジンを意識した設定を施す|リアルタイムSEO日誌


解体工事の匠 用語集製作過程

今回の流れと目的

今回の流れ

前回までで解体工事Q&Aに関して記してきましたが、今回からは、前後編に分けて解体工事用語集に関する製作過程をご紹介したいと思います。

前編は用語集におけるデザイン面の工夫と、SEO面での工夫に関するお話です。

用語集のコンテンツを、トップページ、カテゴリページ、個別記事ページというように、ページごとに順を追って解説いたします。

今回の目的

解体工事辞典として、多くのユーザーに役立てていただけるサイト作りが今回の目的です。

デザイン面では奇をてらわず、ユーザーにとっての使いやすさを最重視しました。

そして何よりSEO日誌ですので、検索エンジンへの配慮という面での工夫も欠かせません。

解説:用語集トップページ

概要(http://kaitai-takumi.com/glossary/

用語集のトップページです。ポータル全体のトップやQ&Aといった他のコンテンツから流入したユーザーにとっては、入り口となるページです。

解体工事用語集トップ

デザイン面の工夫

デザイン面で心がけたのは、「ユーザーが、少しでも早く答えまでたどり着けるレイアウト」です。

このページに滞在しているユーザーは、次の3つの経路をたどってきたことが予想されます。

1.他のサイトからのリンクや、検索エンジンからの流入による閲覧開始
2.Q&Aのような他のコンテンツからの遷移
3.用語集で他の用語を調べ終えた後の遷移

いずれにせよ、ユーザー自身が知りたい内容は、まだユーザーの頭の中にあり、検索窓などにアウトプットされていない状況です。そこで、ユーザーの情報収集をスムーズに完了させるために、次のような順序でコンテンツを配置しました。

検索窓

コンテンツ最上部に検索窓を配置し、ユーザーが思い浮かんだキーワードをすぐに検索できるようにしました。「○○という単語の意味を調べたい」というように、ユーザーの知りたい内容が最も顕在化している状況に対応しています。

50音順のメニュー

次に50音順のメニューを配置しました。「調べたい単語の正確な表現はわからないけれど、確か○○だったはず・・・」というように、ユーザーの知りたい内容が顕在化しているものの、形にできない状況に対応しています。これで、うろ覚えの単語でも調べることが可能になります。

内容別カテゴリ

最後に内容別カテゴリを配置し、何となく情報を集めたいという行動に配慮しました。「知りたいことは具体的ではないけれど、□□の分野を見てみよう・・・」というように、ユーザーの知りたい内容が顕在化していない状況にも対応しています。

タグの設定

title:
解体工事の匠 用語集|建物取り壊しについての専門用語を解説

description:
解体工事の匠 用語集 では、建物取り壊しについての専門用語を一挙に解説いたします。工事・重機・手続きなど、解体工事に関するあなたの疑問や不安もスッキリ解決!

robots:
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SEO面の工夫

それほど特別なことはしていないのですが、あえて挙げるとすれば「サイト構造を検索エンジンにしっかり伝える」ということです。

用語集に限らず、多くのサイトに共通して言えるのが、「トップページは文章量が少なく、検索エンジンに伝えるコンテンツが薄い」という特徴です。そんな中で意識するべきなのがハブスコアです。(参考:ハブと権威(オーソリティー)という「対」になる参照関係HITSアルゴリズムとは

ハブスコアを高めるためにはサイト構造を検索エンジンに伝えることが不可欠ですが、ここでは以下のような工夫を行っています。

リンク階層の適正化

カテゴリページへのリンクを設定することによって、「トップページ→カテゴリページ→個別記事ページ」というようにリンク階層をピラミッド式に設定しています。また、パンくずリストを利用して、用語集上の全てのページからトップページに遷移可能にしてあります。

これにより、トップページが用語集コンテンツの頂点にあることが示されます。

構造化データのマークアップ

パンくずリストに構造化データをマークアップすることによって、一層正確にサイト構造を伝えることが可能になっています。

マークアップに際しては、プラグインBreadcrumb NavXTを利用して簡単に設定することができました。(参考:Breadcrumb NavXTを使ったパンくずリストの構造化マークアップ

構造化データは検索結果にも表示されています。

解体工事用語集 構造化

解説:50音順カテゴリページ

概要(http://kaitai-takumi.com/glossary/glossary_yomi/a-gyo/

“あ行”、”か行”といった、50音順のカテゴリページです。

解体工事用語集50音カテゴリ

デザイン面の工夫

このページに滞在しているユーザーは、次の3つの経路のうち1つをたどってきたことが予想されます。

1.検索エンジンからの流入による閲覧開始(よほど稀)
2.用語集トップページから、メニューボタンを押されての遷移
3.用語を見た後に”戻る”ボタンを押されての遷移

どのユーザーにも共通して必要なのは、「自分の探している単語を、一覧してすぐに見つけられる見やすさ」です。

今回の用語集は全部で1000語を予定していますが、用語が増えた際にもユーザーが迷いづらいよう、「”あ” から始まる用語」というように一音ずつ単語を区切って表示するように設定しました。

また、1・2のユーザーが目当ての単語を見つけられなかった場合や、3のユーザーが他の単語を調べたい場合には、他のページへスムーズに遷移できることが求められます。

このページには、上部に検索ボックスを設け、下部に50音メニューを設けることで、スムーズな回遊を促しています。

タグの設定

title:
“あ行”の専門用語を解説 | 解体工事の匠

description:
解体工事に関する”あ行”の専門用語を集めた用語集です。解体についての分かりづらい用語の意味はここで解決。内容を理解し、すっきりした気持ちで工事に望みましょう!

robots:
index,follow

SEO面の工夫

構造化データのマークアップ以外には、特別ありません。

解説:内容別カテゴリページ

概要(http://kaitai-takumi.com/glossary/glossary_cat/demolition/

見積に関する用語、建物の材質に関する用語、というように、用語そのものの意味や関連性によって分類されたカテゴリページです。

解体工事用語集 内容別カテゴリ

デザイン面の工夫

このページに滞在しているユーザーの流入経路は、次の3つが考えられます。

1.検索エンジンからの流入による閲覧開始(少なめ)
2.用語集トップページから、メニューボタンを押されての遷移
3.用語を見た後に”戻る”ボタンを押されての遷移

先の50音別カテゴリと同じように、一覧した際の認識しやすさが重要であることに変わりありません。また、あえて小カテゴリを設けずにまとめてありますが、用語数の増加とともに変更が必要となる可能性はあります。

ページ下部のカテゴリメニューについては、トップページに見られた個別記事5件程度の表示も控え、シンプルにメニューのみを配置しています。

タグの設定

title:
解体方法・建築工法に関する専門用語を解説 | 解体工事の匠

description:
解体時の解体方法・建築工法に関する専門用語を集めた用語集です。解体について調べていく中で気になった言葉の意味を調べることで、すっきりした気持ちで工事に望みましょう!

robots:
index,follow

SEO面の工夫

ここも、構造化データの設定以外に特筆すべき工夫はありません。

実のところ、カテゴリページのタイトルについては、熟考せずに決めてしまった感があります。早めにキーワードプランナーを見ながら調整したいと思います。

解説:個別記事ページ

概要(http://kaitai-takumi.com/glossary/5547/

専門用語を解説するページです。用語集のメインコンテンツです。

解体工事用語集 個別記事ページ

デザイン面の工夫

このページに滞在しているユーザーの流入経路は、次のどちらかであると考えられます。

1.検索エンジンからの流入による閲覧開始(多数)
2.カテゴリページや検索結果ページからの遷移

やはりここでも情報の見やすさが大切ですが、カテゴリページに求められるのが「答えを探すための一覧性」であるのに対し、個別記事で求められるのは「答えそのものの見やすさ」です。ユーザーが「このページが自分の探している答えだ」と直感的に判断できるように、シンプルさが求められます。

Q&Aの時には、質問の要素と答えの要素を2つのブロックに分けていましたが、今回は情報を1つのブロックにまとめています。

ページ下部には「用語集のトップへ戻る」ボタンを設置し、最初の疑問が解決したユーザーに対して回遊を促しています。

タグの設定

title:
3Rとは – 3Rの意味 | 解体工事の匠

description:
冒頭より100文字抜粋(3Rはゴミを減らすための3つの取り組みで、Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の3つの英語の頭文字を表している。これらの意味は、Reduceは発生抑制、Reuseは再使用、Recycleは再生利用。)

robots:
index,follow

SEO面の工夫

SEOの面では、以下の3点を工夫しています。

タグの最適化

まずtitleタグですが、単語の意味を調べる上で用いられやすい「⚪︎⚪︎とは」、「⚪︎⚪︎ 意味」という2つのクエリに対応できるような設定をしました。

またdescriptionについては、本文中の抜粋をそのまま表示させることで、ユーザーの意図する情報の存在が検索画面から確認できるよう設定しました。

内部リンク施策:発リンク

ページの評価を高める上で、サイト内の関連ページとの結びつきも重要です。ここでは用語ごとにタグを設定し、同じタグの用語に対して関連用語として発リンクをしています。

関連用語への発リンクは、SEOのみならず、ユーザーに解体工事への知識を深めていただくためにも有効と考えています。

ちなみに、関連用語を表示させるために実装したソースもご紹介しておきます。

内部リンク施策:被リンク

用語集へのリンクを集める手段として、WP Keyword Linkというプラグインを導入しています。

これは、設定したキーワードが文章に含まれている場合、特定のURL(今回は用語集)に対して自動的にリンクを貼ってくれる優れものです。

Q&Aやその他のコンテンツから、タイトル通りのアンカーテキストでリンクを集めることができるため、SEO面での効果が期待出来ます。

現状は未設定ですが、コンテンツの拡充とともに設定する予定です。

解説:検索結果ページ

概要(http://kaitai-takumi.com/glossary?s=%E8%B2%BB%E7%94%A8

検索ボックスを利用した場合の検索結果ページです。

解体工事用語集 検索結果

デザイン面の工夫

用語集固有のものではなく、全サイト共通の検索結果ページを利用しています。

サムネイルや投稿日といった、本来必要ない項目が含まれてしまっていますので、デザイン面では修正が必要です。

タグの設定

title:
Search for “費用” | 解体工事の匠

description:
なし

robots:
noindex,follow

SEO面の工夫

無数に発生する検索結果ですので、noindexを設定し、内容の薄いコンテンツがインデックスされることを防いでいます。

パンダアップデート以降のGoogleの仕様では、薄いコンテンツは無視されるだけでなく、サイト全体の価値をも下げうるため、このような設定としました。

なお、万が一外部からのリンクが貼られたことを考慮し、nofollowではなくfollowとしています。(参考:“noindex,follow” robots metaタグを使うのはどんな時?

noindexということでtitleとdescriptionで手を抜いてしまいました。デザインと併せて修正したいと思います。

次回のお知らせ

用語種作成:後編

次回は、用語集作成の後編として、コンテンツ作成過程をご紹介したいと思います

まだまだ課題も残っていますが、着実に一歩ずつ進んできました。

公開予定日は10/21(火)ですので、どうぞお楽しみに!

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この記事を書いた人

川口 哲平

川口 哲平

代表取締役/CEO クルー全員が「自分自身の可能性」と「働くことの喜び」を見出しながら前進し、全ての人に「楽しく豊かな暮らし」を提供できるよう、尽力していきます。